既卒就活

既卒が就活する方法は?選考の流れから内定をゲットするコツまで22卒で既卒就活をしたぼくが徹底解説

「既卒としての就活はどうやって進めていけば良いんだろう」

「既卒就活を始める時期はいつから始めればいいのかな」

「既卒就活を成功させる方法は?」

新卒として就活を進める場合は、周りの友人の話をきいたり協力をしながらすすめることができますが、既卒となると急にどうすればよいかわからなくなりますよね。

本記事では上記のような疑問に、今年に既卒として内定を頂いたぼくが答えていきます。

自分自身、就活を始めたばかりののときはどうすればよいかわかりませんでしたが、徐々に感覚をつかめてきたので体験談ベースで既卒就活のやり方をお伝えしていきます。

本記事を読むことで、既卒就活のやり方、選考ごとの対策方法などが分かります。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

また「そもそも既卒就活の厳しさや現実を知らない…」という方は以下の記事を先に読むことをおすすめします。

ザックリ言うと「既卒の実態は厳しいけど希望もある」というような内容です。

既卒の定義と第二新卒との違い

就活を始める前に既卒の定義について確認しておきましょう。

既卒は内定がないまま学校を卒業して、その後に正社員就職をしていない人のことです。

既卒になる理由は

  • 新卒で内定がもらえなかった
  • 新卒での就活に納得がいかなかった
  • 休学をしていて就活に遅れてしまった
  • 公務員試験に落ちてしまった
  • 大学や大学院を途中で退学してしまった

など、人によって様々です。

ぼくの場合は、大学院を中退して既卒になったという形です。

既卒は卒業して3年以内

既卒と呼ばれるのは、主に卒業してから3年以内の人です。ただし、就活においてどこまでを既卒とするかは企業によって違うので注意が必要です。

また卒業してから就職せずにフリーターやアルバイトをしていた人も、3年以内であれば就活では既卒として扱われます。

第二新卒と違いは?

既卒と勘違いしやすい用語に「第二新卒」があります。

第二新卒は新卒で入社した会社を3年以内に辞めた人の事です。

既卒大学を卒業して3年以内
第二新卒新卒入社した会社を辞めて3年以内

第二新卒と既卒とでは社会経験があるかないかという点で異なります。

第二新卒は社会経験があるので、既卒採用ではなく中途採用に応募することになります。

既卒就活のやり方は5ステップある

「既卒とはどのような人か」を確認できたら、いよいよ既卒就活のやり方について理解していきましょう。

既卒就活の方法は大きく5ステップに分かれています。

  1. 自己分析・企業研究
  2. ES(履歴書や職務経歴書)を書く
  3. 就活サイトや企業HPからエントリー
  4. 面接やGD
  5. 内々の承諾

一つ一つのステップを頭にいれていきましょう。

①自己分析・業界(企業)研究

既卒がまず最初に始めることは自己分析と業界(企業)研究です。

内定をもらうことも大事ですが、本当に大事なことは「入社した会社であなたが活躍して楽しく働ける」ことだと思います。

そのために、過去をさかのぼって興味や関心、好き嫌い、を洗い出すことが大切なのです。

自分のことを知ることができてやっと、理由付きで会社を選ぶことできるようになります。

また同時並行に業界(企業)研究も進めましょう。

社会にはどのような業界があるのか、その中にはどのような企業があるかを知ることです。

業界研究に関しては、いくつか業界を見てみることをおすすめします。

視野は広く持つほうが、なぜ自分がその業界に興味があるのか、を説明しやすくなるからです。

私のおすすめの書籍を2冊紹介しておきますね。

②就活サイトや企業HPなどからエントリー

自己分析や業界(企業)研究を通して興味のある企業が出てきたら、早速応募してみましょう。

方法としては3つあります。

  • 就活サイト
  • 企業の採用ページ
  • 転職エージェント

就活サイトで特におすすめはマイナビです。

「マイナビ」は以下のように”既卒を積極採用”している会社をフィルターすることができます。

また、企業HPからでも既卒採用しているかは判断できます。

具体例をいくつか紹介しますね。

NTTデータの募集要項では”既卒の方もご応募いただけます”とあります。

引用元:https://nttdata-recruit.com/recruit/requirements/

また以下は博報堂の募集要項です。

引用元:https://hakusuku.jp/recruit2022/flow/

“2018年4月~2022年3月に4年制大学または大学院を卒業・修了見込みであり、就業経験のないこと。”とあります。

一見すると「よくわからない…」と思われそうですが、要約すると

2022年から3年以内に卒業もしくは卒業見込み&社会人経験なし

なら応募可能ということです。

また、転職エージェントに応募可能な企業を紹介してもらうのも手です。

マイナビに掲載されていない企業も紹介してもらえたり、いちいち企業の採用ページを見る手間が省けるためです。

ぼくが使ってオススメなのが「ウズキャリ既卒」です。

来社の必要はなくWebで面談可能なので気軽な気持ちで相談できますよ。

中途採用でエントリーしても良いのか

既卒は中途採用ページからエントリーすることもできます。

ただしその場合だと、職歴がないにも関わらずほかの普通の転職者と同等の扱いになってしまい、圧倒的に不利な選考になってしまうのです。

少なくとも既卒3年以内の人は、通常の採用ページ(新卒など)をまず見てみるようにしましょう。

③ES(履歴書や職務経歴書)を書く

ESとはエントリーシートのことです。履歴書や職務経歴書も当てはまります。

正社員経験のない既卒の方は、アルバイトの経験を必ず書きましょう。

以下のように、「会社名 アルバイト入社(退社)」と書けばOKです。


履歴書の画像

また既卒は内定をもらったら数週間後から働きだす可能性もあります。企業はすぐに働ける即戦力を求めているからです。持っている資格はすべて書いておくほうが無難でしょう。(自動車免許なども)

さらに自己PR欄には、卒業後の活動を記述できるとベストです。

あおい
あおい
ぼくは大学院休学→退学→既卒就職の流れを辿りましたが、休学中の活動をアピールしていました。

ESはできれば添削してもらおう

ESは最初の選考です。ESで落ちてしまっては、その後の面接すら受けることができないわけです。

ESは「簡潔でわかりやすい文章」が必要とされます。

できれば自分以外の他の人にも見てもらうのがベストです。

あおい
あおい
ぼくは運良く友人が新卒で就活をしていたので、添削会を開いていました。

もし周りに添削をお願いできそうな人がいなければ、転職エージェントが無料なので利用するのもオススメです。

ぼくも利用していましたがプロの視点の添削はすごく勉強になりますよ。

④面接やGD

ESが通過したらいよいよ採用選考です。

面接やGD(グループディスカッション)などがあります。

その年の新卒と一緒に選考を受けるならGD対策もしておく必要があります。

面接で対策すべき質問は様々ありますが、

  1. 自己紹介…面接は第一印象が最も大切
  2. 既卒になった理由…最もその人の性格が現れる&会社を辞めないか判断される
  3. 志望動機…入社してから利益を出せるか見る

の3点は最低限対策しておきましょう。

具体的な対策方法としては、上記の質問の答えを考えて「なぜ?」の深堀りを3回以上行うことです。

面接官は質問に対して深堀りが行い、その人の性格を知ろうとしてきます。

ゆえに自問自答を繰り返すことが大事なんです。

面接対策でオススメの書籍は以下です。

⑤内定の承諾

無事に選考を通過して内定をもらったら承諾するかどうかを判断します。

内定を受諾すれば、就活は終わりです。

あおい
あおい
この後に飲むお酒はマジで美味しいです!笑

既卒就活を成功させる方法【7つ】

次に既卒就活で「できれば大手やホワイトな企業に行きたい」という方向けに

就活を成功させるコツを解説します。

  1. 新卒とインターンに参加する
  2. 既卒でも大手企業に応募する
  3. 既卒がエントリーできるかを必ず確認する
  4. エントリー数を増やす
  5. 時期ごとの対策をする
  6. 新卒時とは異なる志望動機の作成&面接の対策を行う
  7. エージェントを頼る

少し多いかもしれませんが、1つ1つ意識することで内定を貰える確率は格段にUPするはずです。

①新卒と一緒にインターンに参加する

新卒は夏インターンや冬インターンといった、企業が学生向けに用意してくれる就業体験に参加することができます。

しかし意外と知られていないのですが、既卒でもそれらのインターンに参加できる場合があること。

募集要項はたいてい採用ページに書いてあるのでチェックです。

既卒でも参加できそうだったら応募しまくるのがおすすめ。

あおい
あおい
ぼくは夏に2社、冬に8社ほど参加しました。

インターンに参加するメリットは以下のとおりです。

  • 本採用の選考の練習になる
  • 本採用の選考が一部スキップされることがある

などで、デメリットは特に有りません。

ただし注意すべき点としては、それらのインターンの募集の多くが6〜8月、11月〜1月に集まっていることです。

既卒就活を始めた時期がかぶっている場合はエントリーを検討してみてください。

②既卒でも大手企業に応募する

学校卒業後の就活は面接官から「就職活動に失敗した人」「会社で働くことへの意欲がない人」と見られがちです。

よって企業からマイナス印象をもたれやすいため、新卒よりも就職活動が難しくなります。

なので就活生は「大企業は絶対に受からない」と思いがちです。

しかし労働政策研究・研修機構の調査によると、従業員数1,000人以上の大企業の10社に7社が既卒を採用しているとのこと。


引用元:https://www.jil.go.jp/press/documents/20171226b.pdf

つまりどんな企業でも受かる可能性はあるので、諦めずにとにかく応募してみることが大切です。

現にぼくが既卒就職で内定を頂いた会社はこの表では大企業に該当します。

③既卒がエントリーできるかを必ず確認する

もし採用ページに既卒に関する記述がなければ、応募を受け付けているか確認してみましょう。

履歴書を書いたり面接の練習をする時間を無駄にしないようにするためです。

既卒の受付に関する記述がなかったらメールで聞いてみましょう。

※メールのテンプレは以下にあるのでぜひコピペして使ってください。

既卒の募集を確認するときに送るメールを見る

◯年新卒採用に関して

株式会社〇〇 採用担当者様
現在、貴社の◯年新卒採用に参加したく考えております〇〇大学〇〇学部◯年の△△と申します。
卒業区分に関して、1点質問がございます。私は〇〇の理由につき、現在”既卒”として就職活動をしております。
貴社のHPを拝見し、ぜひ選考に参加したく考えているのですが可能でしょうか。
お忙しい中お手数をおかけしますが、お手すきの際にご回答頂けますと幸いです何卒宜しくお願いいたします。

〇〇大学 〇〇学部 
携帯TEL:E-mail:

④エントリー数を増やす

先程も少し話しましたが、既卒は新卒よりも不利です。

なので、内定をもらう確率を少しでも上げるにはエントリー数を増やすのが手っ取り早いです。

もちろん一社一社の対策に時間をかけても確率は上がります。

しかし選考の通過は運もあるので、ぼくのおすすめはエントリー数を増やすことです。

ぼくの場合、インターンも合わせれば80社ぐらい受けました。

業界は一つに絞らず複数見てみることをおすすめします。

→就活の詳細を知りたい方は「22卒の就活を振り返って【後悔も話す】」をお読みください。

⑤求人の多く出る時期を把握しておく。

既卒の採用は基本的に通年です。なので就活を成功させるために必ず押さえるべき時期は特にはありません。

ただし、1~4月と10~11月の時期は、求人の出やすさに違いがあるといわれています。

求人のでやすさは内定率に関係するので時期を意識しても損はありません。

新卒として就活する場合は気にしなくてOK

1月~4月の求人に向けて

一般的に、求人の数は1月から4月に多くなるといわれています。

もし年始から就活をすすめるのであれば、この時期に集中して就活を行う方法がおすすめです。

4月の新年度を前の3月に内定を出したいと考える企業も多いです。理由としては、年度末の3月は転勤や異動があって転職者も増える時期だからです。

1月には就活を始め、3月には内定をもらえるよう動きましょう。

 10月~11月の求人に向けて

1年の後半で求人が多くなるのは10月〜11月です。

夏のボーナスを貰った後に退職者が出た企業が、補充として10月に募集を出すことが多いからです。

就活をこの時期にすすめるのであれば、スタートダッシュを切るために3ヶ月前の7月に準備を始めるのが賢いやり方です。

⑥新卒時とは異なる志望動機の作成&面接の対策を行う

もし過去に新卒で就活した経験があるのなら、その時とは異なる対策をしましょう。既卒は新卒に比べると「働きたい気持ちが弱そう」と思われがちであるため、理念への共感などの理由では弱いです。

志望動機は新卒時のものの使い回しでは既卒というマイナスなイメージがあり、うまくいかない可能性が高いです。

また面接では、既卒になった理由とともに働く意思がちゃんとあることをまず伝え、その上で企業の利益に貢献できる理由を伝えることが重要です。

あおい
あおい
ぼくの場合、チームプレーの企業を受けていたので、例えば学生時代にチームで頑張った事を定量的に伝えるなどの工夫をしていました。

⑦エージェントに相談してみる

就活が始まったら既卒エージェントにまず登録して面談を受けてみることをおすすめします。

既卒エージェントは

  • 求人を紹介してくれる
  • エントリーシートの添削や面接練習をしてくれる
  • 就活前の気軽な相談だけでもOK

といった特徴のある就活サービスです。

記事の前半で紹介したマイナビなどの就活サイトだけで就活をしてもよいのですが、エージェントに登録しておくことで応募可能な求人の数を何倍にも増やすことができます。

エントリー数を増やすだけで内定率も高まります。

エージェントを使った場合、中には新卒の内定率と同じ80%以上まで上がることもあるんです。

しかも「新卒枠で応募するべきか、中途採用枠として応募するべきか」といった相談にも親身になってのってくれるので、今のうちにサクッと登録しておいて損はありません。

あおい
あおい
オススメのエージェント3つほど紹介しておきますね。

ウズキャリ既卒

「ウズキャリ既卒」は、20代の第二新卒・既卒・フリーター・ニートの人向けのエージェントです。

手厚いサポートが人気で多くの既卒の方が利用しています。

ただサポートに時間をかけている分、求人数が少し少なく感じる人もいるようです。

DYM就職

「DYM就職」は既卒の正社員就職に強く

  • 書類選考なし
  • すぐに面接可能

などが評判です。一部上場企業、トップベンチャー企業など優良企業2500社からあなたに合う企業を厳選して紹介してくれます。

また、登録後すぐに担当者より電話がありオンライン面談をセッティングしてくれますので、最短1週間でのスピード入社したい人にもおすすめです。

就職Shop

「就職Shop」はリクルートが運営する既卒・フリーター向けの就職相談(求人紹介)サービスです。

書類選考がないので、履歴書で落とされることは有りません。

既卒就活は行動量も大事なので、ドンドン選考の数をこなすのにピッタリです。